November 11, 2006

炉開き

2_8 今日のお茶は、料亭の茶室を借りて、
炉開きの会だった

にじり口を見ると、いつもサザエさんの漫画を思い出す
カツオが、ふくよかなご婦人の腰をメジャーで計って
「奥様は大丈夫です」
という風な口を利いている

にじり口は高さ、幅が60センチくらい
文字どおりにじって入る

奥様の腰はまあ、何とか入りますでしょう
ということか・・・・

なぜ、こんな狭いところから出入りしなきゃならないのか

茶室は外の世界とは別という考えに基づいているとされる
武士も、刀をあずけ、
身分の高い人も頭を下げて入る
中に入れば、全く別の世界が広がっている

というわけで、無事私もにじり口をクリアーしてお茶をいただく

1_10
炉開きとは、夏中塞いでおいた囲炉裏を開いて使い始めること
11月から、春までは
炉でお湯を沸かしての稽古となる

いつも感じる、新鮮な味わい
お茶はやはりこうでなくちゃ、と思うのだ
何となく温かみを感じるしつらえ
しゅんしゅんとたぎるお湯の音

昨日まで、少しも上達しないし
もうお茶やめようかな、
なんて考えていたのに、げんきんなものだ

このITの世の中に、逆行するような
ゆったりした時間のながれ

決まりごとの中に自分をはめ込むのが
苦痛と感じてみたりしていたが
今日は
ま、それもいいか、と考え直した

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April 15, 2006

廻り炭

Sumi2_1  今日のお茶

つり釜
旅ダンス
廻り炭

廻り炭は炭をつぐ訓練だ

炭は、その形、数、つぐ順番みな定められていて
普通は亭主がつぐが、廻り炭は客もみな順に炭をついで、炭つぎの訓練をする

歩き方、席の入り方、火箸の持ち方、口上の言い方、すべて定められている
もっとも、廻り炭はいくらか自分の個性をだして炭をついでよい


お茶の魅力とは何だろう
お菓子をいただいて、飲むお茶は本当においしい
それなら、家でお茶をたてても同じことだが
家で飲んでも少しもおいしくない

先生宅で、社中の方々とともに、緊張感の中でいただくからおいしい
お湯の沸く音、香のかおり、空気、それらが一体となってその場の雰囲気を作り出す

私など、まだまだ初心者で、言ってもらわないと動けないが
これが、亭主、正客、次客、三客、阿吽(あうん)の呼吸で
すすんでいくとおもしろい

Sumi1_1

つり釜

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March 04, 2006

お茶の稽古

otya ふすまをあける
引き手に近い方の手で三分の二ほどあけ、残りを反対の手であける

挨拶する

畳は1畳6歩で歩く

袱紗さばきをして、茶いれをふく

・・・・・  ・・・・・・

所作のひとつひとつが定められ、全く無駄がない
余分な動きはなく、凝縮されたお茶の道だ

炭をつぐのも、形があり
香をたくと、ほのかに香りが漂い
はりつめた空気がやわらいでくる

シュンシュンと沸くお湯の音を聞き
香りをかぎ
器の色、形、お茶の色を見
その上で
まったりとしたお茶の味を感じ取る

この静かな空間に身をおくと、あわただしい日常から開放され
すがすがしい気分になる

外国でも、カップをあっため、お茶を吟味してもてなすということはあるだろう
日本のお茶は、五感を全部使って感じ取ってもらう
究極の世界だ

ひとり、世界に入っていたら先生の叱咤が飛んだ
「何かひとつ、しっかり見につけてかえりなさい!」

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February 18, 2006

茶カブキ攻略法

去年の2月にも書いているが、
2月は茶道では「茶カブキ」の稽古をする

2月は利休さんの命日があるらしく
利休忌には「茶カブキ」が催されるからだ

「茶カブキ」とは
客ははじめに、2種類の濃茶(試茶)を飲み(これは名前が明かされている)

次に、順不同の3種類の濃茶(本茶)を飲んで
(2種類は先ほど試飲したもの、1種類は第3のお茶)
その3種類のお茶名をあてるという一種のゲームだ

濃茶なので、濃厚で、どれも苦い
香の差もない
勿論、色、濃さも同じ

去年までは、さんざんだった
さっぱりわからない
全然あたらなかった

先週のけいこでは、3種類のうち、1種類のみ正解した
先週、稽古がすんで、ちょっと、糸口が見つかった気がした

ただ、漫然と飲むのではダメだ

1番目の試飲のお茶を飲んだら、自分で決めておく
苦い中でも、いくらか甘いか、さらに苦いか

2番目のお茶で、またどちらか決めておく

そして、本茶の1番目にどちらかをあてはめる
甘いか苦いか、はたまたどちらでもないか

考えてもわからない
直感で、瞬時に判断する

今日は、どちらかにあてはめるこの方法でいくぞときめて、けいこに望む

ところが、1番目の試茶を飲んでみると
甘いともいえず、苦いともいえず
この判断では、決められないと思った
このお茶をイメージに置き換えてみるとどうだろう

う~ん、森林のイメージ

2番目の試茶、これは何のイメージだろう

う~ん、これは、菜の花、草花のイメージ

なんかよくわからないが、自分でこう決める

そして、いよいよ本茶を飲む
1番目、これは・・・森林・・・・かな
飲んだら、お茶名を決めて、自分の名前が書かれた札を出す

2番目、これは・・・超苦い・・・明らかに第3のお茶
これも、出す

2番目が決まれば、おのずと3番目もきまる

3番目のお茶を飲む
これは・・・・どちらのイメージだろうか?

もうこの辺になると、口の中が抹茶で真っ青になって(始めからすると5服目だ)
何がなんだかさっぱりわからない

で、結果はどうだったか

全部正解だった!このイメージ攻略法、はたして研究会でもうまくいくだろうか
研究会は、26日!

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January 21, 2006

濃茶(こいちゃ)

お茶の稽古に行く

今日は濃茶の「金銀重ね茶碗」の稽古
お正月であるので、めでたい金、銀のお茶碗で濃茶を点てる

来週、日曜に催される県の初釜にむけての練習だ

濃茶はお薄と違って3人~多人数で一つの茶碗をまわし飲む
今回は、金の茶碗に3人分
銀の茶碗に4人分の茶を点てる

はじめに金の茶碗に濃茶をたて
その茶碗が主客、次客と回ったところで
銀の茶碗に次の濃茶を点てる

4人分ともなると、茶杓に12杯分だ
それをお湯でといて
とろりとした濃茶にしたてる

点てるというより、ひたすら練る、ねるという感じだ

心を無心にして練る
練り方がたらないと、だまができたり分離したりする
でも、時間をかまわず練っていると
お茶がさめてしまう

とろりとしていて、かつ温かく、苦くなく
うすすぎると、お薄のお姉さんみたいになってしまい
こすぎると、茶碗をかたむけてもお茶が落ちてこないということになる

むずかしい

お薄はおいしいなぁと思っていただくが
濃茶はおいしいと思うところまで、まだ精進していない

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March 20, 2005

平常心

し------ん
と静まりかえった空間

いつもどおりに、平常心でと考えながら
お茶をたてる

いつもは、先生のお宅でお茶をたてる
お客さまも、先生とご同輩が一人か二人いるだけ

今日は永平寺
あの曹洞宗大本山永平寺

お客様も同派表千家の県内外の先生方、お仲間の方々
40名ばかりが見つめる中

永平寺での茶会

とにかく上がり症で、頭が真っ白にならないか
と何日も前から心配になる

もう何回もお茶会に出させてもらっているのに
毎回こうだ。。。。

初ういしい なんて年はとっくの昔にすんでしまって
どうみたって立派なオバハンなのに
いやになっちゃう

お仲間には
「私、今まで上がったことがないの」
とノタマウ方がいる
どういう心臓しているの?
鉄の心臓か。。。

これを打破するにはどうしたらよいか思案する

1.毎日予行練習する
2.予行練習したから大丈夫と考える
3.イメージトレーニングする
4.複式呼吸する
5.丹田に力をいれる
6.自分で大丈夫と思い込む

   -----   -----

度胸がないというのは
今にはじまったことじゃなくて
小学校の学芸会の時
全校生徒の前であいさつする時
みごとにセリフぜ--んぶ忘れた

将来 閻魔大王さまの前で罪状認否するとき
ちゃんと答えられるように

練習しとかなくては。。。。ね

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February 19, 2005

茶カブキ

2月は利休忌。
利休忌には茶カブキが催される。

茶カブキとは?
最初の試みのお茶を二種類飲み、
次に名前のわからない本茶三種類を飲んで
その茶名をあてるというゲーム。

もともと茶道が成り立つ以前から
お茶を飲み分ける遊びがあったらしいのだけれど
茶道ではもっと精神的な意味あいがあるらしい。

今日の稽古は茶カブキ。

とにかく五服も濃茶をいただくものだから
テレビでよく、罰ゲームで苦いお茶を飲むというのがあるけれど
それより大変かも。
「もう、充分でございます。」という思い。

しかも、その三種類の濃茶が、
甘いのか、苦いのか、しまいにさっぱりわからなくなる。
みごとにはずれた。
9人挑んで、全員はずれ。

口の中はマ緑色。
しまいに顔も緑がかってくる(涙)

もう当分、濃茶はご遠慮申し上げ奉りまする。

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February 12, 2005

茶道

茶道と道の名前がついているごとく、なかなか究めることがむずかしい。
何年たっても、究めるどころかまだ入門の域から脱していない。

・・・・・・・・・・・・・・・

なあんて、むずかしいことは考えずに
いつもお菓子とお茶をいただいて満足。満足。

今日は長緒の稽古。
仕覆(茶入をおさめる袋)に長い緒(紐)がついている。
ほぼ1年ぶりの道具なので緒の扱いに四苦八苦。
ちょっとこの紐どうするのよ・・・・。

このあわただしい世の中で、無駄のような
しかしひとつも無駄がないとされるしぐさ、道具
客との静かなやりとり
 
なぜかやめられないお茶の道。

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